人生を左右する一大イベント、プロポーズ。
だからこそ絶対に失敗したくない。
どうすればいいの？とお悩みのあなたに、プロポーズについてのアドバイスを。

彼女との結婚を意識したら、次はプロポーズ。
一生を左右する結婚のことなので、女ごころは複雑です。
失敗だけはしたくない。彼女が首をたてにふってくれるよう、喜んでくれるようなプロポーズのコツ、考えてみました。

絶対に失敗したくないプロポーズ。注意しておくことは？

   

「この人と結婚したい！」。

結婚を意識し始めたら、まずしっかり考えたいのがプロポーズです。
女性はもちろん、男性にもこのイベントは一生に一度の特別な思い出となるはず。  

とはいえ、人生を左右する大きな決断だけに、男性にとっても女性にとっても単純なものではありません。「気持ちが冷めてしまった」「いまだに根に持たれている」なんて話も聞かれます。  

絶対に失敗したくない！ プロポーズを成功させるためのアイデアをご紹介します。  

どうする？　プロポーズの場所、モノ、コト事情

理想のプロポーズのために、まず以下の手順で考えてみましょう。  

1. 「相手の“理想のプロポーズ”を聞いておく（探っておく）」
2. 「プロポーズを成功させるために失敗事例を知っておく」
3. 「いつ、どこでプロポーズするかのロケーションを決める」
4. 「婚約指輪？　花束？　何を贈るか考える」
5. 「どんな風にプロポーズするかのシチュエーションを考える」
6. 「心を伝える、プロポーズの言葉を決める」
7. 「タイミングをみて、行動あるのみ」

  相手をよく知るあなただからできる、思いやりあふれる言葉や演出でのプロポーズを心がけることが大切です。  

ドラマティック、ロマンティックなサプライズプロポーズなら失敗しない？

   「驚きと喜びで大粒の涙が…」、そんな感動的に演出のプロポーズシーンを、映画やドラマ、最近では動画サイトなどでも目にすることも多いと思います。ロマンチックなプロポーズをしてもらうことが、幼い頃からの夢だったという女性は少なくありません。

ですが、そこにはリスクもあります。  

• 街なかでの公開プロポーズ。友人たちにも協力してもらい、サプライズで凝った演出でプロポーズしたものの、その場から立ち去られてしまった…。恥ずかしがり屋の彼女のことを理解していなかった。
• 「俺についてきてくれ」と男らしくプロポーズしたつもりが、傲慢な物言いと、ひかれてしまった。
• 内緒で婚約指輪を用意したのに、サイズが小さすぎて着けられずなんだか気まずい雰囲気になってしまった。

  サプライズといえど、あまりにも予期しないタイミングでのプロポーズや、相手の気持ちへの配慮、事前の準備が足りない演出は逆効果になる恐れもあります。

プロポーズで失敗しないためには、日頃から「こんなプロポーズが憧れ」といった彼女の理想のイメージをさりげなく聞いておくと良いかもしれません。  

成功に導く、プロポーズの場所選び

思い出の場所（出会った場所、初めてデートした場所、自宅など）

慣れ親しんだ空間、二人の思い出の場所で、リラックスした雰囲気の中で伝えることができるから、気負わずに素直な気持ちを伝えることができそう。  

夜景スポットやイルミネーションスポット

キラキラと輝く夜景を眺めれば、自然とロマンチックな雰囲気になります。こうしたスポットはプロポーズの場所として女性からの支持が非常に高い場所です。ヘリクルージングで夜景を上空から眺めながらプロポーズ、といったゴージャスプランもあります。  

旅先の美しい自然の中やパワースポット

普段、なかなか体験できない非日常空間でのプロポーズ。身も心も癒される美しい景色の中や、パワースポットの神秘的な力を借りて、永遠の幸せを願ってみるのも◯。   ホテル、高級レストランなど ムードのある空間や窓からの眺望など、高級感のある上品な雰囲気が自然とロマンチックな気分を盛り上げてくれるでしょう。あらかじめ伝えておけば、サービススタッフに演出を手伝ってもらえる、というメリットもあります。  

プロポーズには、指輪？花束？

婚約指輪（エンゲージリング）

オーソドックスですが、プロポーズの意思が伝わりやすいアイテムで、何よりも喜ばれるものです。

既製品でもイニシャル刻印やサイズ微調整をするなら1ヵ月前くらい、オーダーなら3ヵ月前くらいからと、余裕をもって選び始めたいもの。  

また、最近ではエンゲージリング用の石だけを贈り、デザインやサイズは二人で一緒に、という方も増えています。まずはジュエリーショップスタッフに相談してみましょう。

指輪以外のジュエリー

婚約指輪は一緒に選びたい、指のサイズがわからなくて不安なら、ネックレスやブレスレット、ピアスなど、サイズを気にせず選べるジュエリーをプレゼントするのもおすすめです。

指輪と同じブランドで揃えれば、トータルコーディネートもバッチリです。「次は指輪を一緒に」というプロポーズは、ちょっとキザですが、喜ぶ女性も多いはず。  

花・花束

花を贈られて嬉しくない女性はいないと思います。結婚式で花嫁がブーケを持つように、どんなシーンでも花は女性の憧れ。

花言葉に思いを込めて贈れば、十分に気持ちが伝わるプレゼントになるはず。

その分、プロポーズで選ぶ花束は、花言葉が大事。事前に調べるか、買う時にショップの方に確認しておきましょう。

そのほかのアイテム

時計などふたりで長く使えるペアアイテムや、新生活で使うことのできるインテリアをプレゼントしたという人や、「いきなり婚姻届を渡した」という人も。  

プロポーズには、これでなければならない、というプレゼントはありません。ですが、相手を思い浮かべ、一番喜んでくれそうなものを選んでください。

プロポーズのシチュエーションを考える

 場所やプレゼントも演出の一部、トータルで考えましょう。

いつもの部屋で、プロポーズ

普段通りの部屋のままでは味気なければ、キャンドルやバルーン、花などで部屋を飾り付けて、相手を喜ばせるスペシャルな雰囲気を演出してみるのはいかがでしょう。  

ディナーをしながら、レストランでプロポーズ

ワインやシャンパングラスに、指輪を入れて、というのは、意外に取り出した後、べたついたり、うっかり噛んでしまったり、思ったほどきれいに決まらない。

それならいっそ、デザートのお皿に「Marry me?」などのメッセージを書いてもらい、プレゼントと一緒に伝えてみるほうがいいかもしれません。  

忘れられない思い出に。公開プロポーズ

街なかの電光掲示板にプロポーズのメッセージを表示させたり、街なかでのフラッシュモブやスポーツイベントで大観衆を前にしたプロポーズなど。

勇気がいりますが、忘れられない思い出にできそうです。  

プロポーズプラン。いっそプロの力を借りてみる

ホテルや結婚式場、イベント企画会社などに協力してもらうプロポーズプランなら、チャペルでプロポーズできるプランもあります。

プロのサポートでサプライズ性の高い感動的な演出も手軽にできて、利用する人も増えています。    

大切なことは、自分の想いを言葉にすること

「結婚しよう！」その気持ちをきちんと言葉で伝えよう

  実は、男性はプロポーズを“した”つもりでいても、プロポーズが“なかった”“されていない”と思っている女性は少なくないようです。

例えば、「毎日キミの手料理が食べたい」「あなたの笑顔を毎日見たい」など、よく耳にするこういったフレーズはプロポーズと気づかれないこともあるそうです。

どんなに凝ったプロポーズでも、気持ちが伝わらなければ意味がありません。

「ボクと結婚してください」

相手にその気持ちをストレートに伝えることができれば、その内容はさほど重要ではないのかもしれません。

きちんと「プロポーズがあった」と認識している人のほうが、その後の夫婦の満足度が高くなるという調査結果もあるそうです。その後の円満な生活のためにも、ストレートに伝えることを心がけましょう。  

タイミングが整ったら、あとは行動あるのみ！

いざ結婚を決めるにあたっては、これまでのつき合いの中で、普段からお互いが「結婚を意識した存在であったかどうか」が大事。  

楽しい恋愛の日々。ふたりで積み重ねてきた時間を振り返り、将来の自分とパートナーとの未来や夢について価値観を共有できると確認しておくこと。

そうして、ふたりのなかに結婚の意思の疎通や意識が芽生えているなら、もうタイミングはバッチリ。
あとは、しっかり準備をして、行動あるのみ。

「私のプロポーズはね…」と妻が笑顔で語ってくれる、そんな素敵な、最高のプロポーズを実現してください。